私は、小学生のときに田舎の方に住んでいました。
家から歩いていける距離に森があり、友達と一緒にそこに行って、秘密基地を作って、お菓子を持っていって食べたり、いろんな遊びをしたりしていました。
そこで怖い思いをしたことがあります。
今でもどうしてそうなったのかはわかりません。
私は小さいときから怖がりで、一人で夜道を歩けずに、家から一分ほどしか離れていない習い事でも、親に迎えに来てもらっていました。
そんな怖がりな私が、森での探検を友達と終えたあとに、複数の友達が
「順番で先頭を決めて一列で歩いてみよう」
と提案をしました。
私は怖い思いを一生懸命隠してその提案通りにしていたのですが、私の先頭の番に来てしまい、私が一番を歩いていると、どうも横の方から視線を感じるのです。
しかもナゼか男性の視線だという風に感じてしまい、友達たちにそれを伝えてみたのですが、誰もそんなものは感じないということでした。
どうしてもその視線を感じるのが怖くなり、泣き出してしまい、友達たちも私が先頭になるのはやめることにしてくれました。
私たちが遊んだ場所は何もない森の中の空間なのにポッカリと空いているようなところだったので
もともと何があったのだろうかと不思議です。
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